【2024年版】キッチンカーで儲かるメニューはコレ!おすすめ9選と儲かりにくいメニュー

キッチンカーを出店して儲けたいと考えている人にとって、メニュー選びに悩むところだと思います。キッチンカーでイベントに出店するのか、ビジネス街のランチで出店するのか、お店の出店方法によっても変わってきます。

定番のメニューはもちろん、SNSを意識したメニュー、原価率を考え利益率を高めるメニューなどさまざまです。イベント出店やランチ出店それぞれで儲かるメニューと儲かりにくいメニューについて見ていきましょう。

監修者 池田 拓矢

キッチンカーの窓口代表。1990年生まれ。2015年4月にキッチンカーで全国営業を開始し、月250万の売上を上げるまでに飛躍。キッチンカー業者として働いた経験と、苦戦から脱却できたノウハウを活かし、業界に足りていない仕組みを補い業者に寄り添った仲介会社になるべく、2018年9月にキッチンカーの窓口を始動。詳しいプロフィールはこちら

監修者 池田 拓矢

キッチンカーの窓口代表。1990年生まれ。2015年4月にキッチンカーで全国営業を開始し、月250万の売上を上げるまでに飛躍。キッチンカー業者として働いた経験と、苦戦から脱却できたノウハウを活かし、業界に足りていない仕組みを補い業者に寄り添った仲介会社になるべく、2018年9月にキッチンカーの窓口を始動。詳しいプロフィールはこちら

目次

■【イベント出店】キッチンカーで儲かるメニュー4選

イベント出店を考えているキッチンカーで、儲かるメニューの基本は手軽に食べられて大人以外にも子どもも食べたいと思えるものです。来場者が食べ慣れているものだと受け入れてもらいやすく、より多くの人に購入してもらいやすくなります。イベント出店のキッチンカーで儲かる、おすすめのメニュー4選を紹介したいと思います。

1.からあげ

イベントのキッチンカーの鉄板メニューといえば「からあげ」です。大人はもちろん、子供まで幅広い世代から人気のメニューです。軽食としてからあげを単体で出店する方法もありますし、から揚げ弁当のように食事的な要素を追加して出店する方法もあります。

からあげは味付けを工夫すれば種類も豊富に展開できますし、幅広いお客様のニーズを満たすことにも繋がります。調理工程もキッチンカーで揚げるだけなので簡単ですし、作り置きもしやすく提供するスピード感をもって対応できるのもからあげの良さです。

からあげはトッピングを加えて単価をあげることもできますし、フライドポテトとセット売りにする方法もあります。差別化しやすく、工夫次第で単価を上げやすいのもからあげの特徴です。

2.ポテト

誰もが知っている定番メニューといえば「ポテト」です。シンプルなフライドポテトだけに限らず、トルネードポテトやロングポテトなど形状を変えるだけでもイベントの特別感を演出することができます。ポテトのフレーバーを変えるだけでトッピングのバリエーションが高いのもポテトの良さといえるでしょう。

ポテトは軽食ではあるのでランチよりもイベント向きのメニューといえるでしょう。ポテトは原価率が低いので、ある程度まとめて仕入れるなどの工夫をすることも大切です。ポテトは、ジャガイモをキッチンカーのなかで揚げるだけなので、作り置きしやすい点も回転率をあげることに繋がります。

もし、単価をあげたいときはドリンクとのセットメニューにするのもおすすめです。

3.焼きそば

イベントのキッチンカーメニューの定番ともいえる「焼きそば」は、食事にも軽食にもできるメニューです。焼きそばを作るための鉄板があれば、キッチンカーのなかでも簡単に料理がしやすく、具材も焼くだけなので調理の手間もかかりません。

一度に複数人分の調理をまとめてできますし、作り置きしても美味しく味が落ちにくいのも焼きそばの良さです。回転率の高い食事でもあり、原価率の低いメニューとしても知られています。定番の味付けにするやり方もありますが、地元ならではの味付けや食材をのせてみる、卵焼きをのせるだけでも他店との差別化に繋がります。

あえて大盛で提供してみるなど、原価率も意識しながらいかに工夫をするかによっても変わってきます。

4.チーズハットグ

韓国発の屋台メニューで人気の「チーズハットグ」はおやつとして知られています。日本でも人気のあるメニューになり、外側は油で揚げた生地はサクサクしており、中にたっぷりのチーズが入っているのが特徴です。

揚げたてで提供できることや、SNS映えしやすいメニューとしても若い世代を中心に人気があります。チーズハットグは、キッチンカーのなかで揚げるだけでも調理は簡単にできます。事前に揚げた状態でホットショーケースのなかに入れておくこともでき、回転率を高められるのも特徴です。

ランチタイム向けのメニューではないので、イベントの出店だからこそより多くの人に購入してもらえる可能性があり設けやすいメニューといえるでしょう。

イベントの出店場所についてキッチンカーが出店場所を確保する方法!売れるイベントに参加するコツでも紹介しています。

【ランチ出店】キッチンカーで儲かるメニュー5選

ランチ出店を考えているキッチンカーで儲かるメニュー5選を紹介します。ランチは、仕事の合間の楽しみであり、限られた時間のなかでお腹を満たす必要があります。ボリューム感があり、満足感を提供できるものが求められています。また、コンビニで購入するよりも美味しい、売っていないものを中心に提供するとより多くの人に購入されやすくなります。

1.からあげ丼

ランチのキッチンカーのなかでも、定番メニューなのが「からあげ丼」です。日本全国で愛されているメニューになりますし独自性を出して他店との差別化がしやすいのも特徴です。また、揚げたてのからあげは美味しいのもあり、リピーターを作りやすいメニューです。からあげ単品だとイベント向けですが、丼にするとボリュームもあり満足感もあるのでランチのキッチンカーとしての需要も高まります。

調理も簡単で短時間で提供できるシンプルなメニューになるため、回転率をあげやすいのも特徴です。ただし、からあげは高温で揚げなくてはいけないため、調理設備や安全管理に配慮しなくてはいけなくなります。からあげならではの注意点も意識しながら出店できるようにしましょう。

2.カレーライス

安定した人気のあるメニューといえば「カレーライス」です。実際に競合も多いメニューになり、幅広い年代に愛されているメニューであることや、カスタマイズしやすい点もあり、独自の魅力を演出しやすい特徴もあります。

また、カレーは基本的な調理ができれば誰でも挑戦しやすいメニューになり、スパイスを工夫することで、高品質なカレーを提供することにも繋がります。保温もしやすいのがカレーライスの良さでもあり忙しいランチタイム向きともいえます。

大量に調理がしやすく、迅速な提供を実現することにもなります。カレーの香りに引き寄せられるお客さんも多いことや、原材料は比較的安く抑えられキッチンカーの儲かるメニューでもあります。

3.オムライス

キッチンカーで出店できる料理のなかでも最高のビジュアルを誇るのが「オムライス」です。チキンライスのうえにふわとろの卵をのせ、その上にデミグラスソースをかけて食べる誰からも愛されるメニューです。

ランチでも十分なボリュームがありますし、当たりはずれもなく、リピーターを獲得しやすいのもおすすめしたい理由です。また、オムライスのなかをトマトソースだけでなく、ガーリックソースで味付けしてもいいですし、かけるソースも種類が豊富でアレンジしやすいのも特徴です。

ただ、オムライスは提供するまでに時間がかかりやすいメニューでもあり、味や見た目にこだわるのが難しい点です。キッチンカーのなかで、いかに工程を減らせるかどうかにかかっています。

4.ハンバーガー

キッチンカーのメニューのなかでもボリュームがあり、高単価でも販売しやすいのが「ハンバーガー」です。単品でもいいですし、ドリンクやポテトをセットにすると、より高い単価で売れることもあり、客単価をあげたいと考えているキッチンカーにもおすすめです。

見た目も華やかですし、ボリューム感のあるバンズに厚みのあるパティを合わせ、レタスやトマトのコントラストが食欲をそそります。キッチンカーの写真でいかに伝えられるかどうかによっても違います。ただし、ハンバーガーは作り置きが難しい点も考えていかなくてはいけません。効率よく調理してスピーディーに提供できるかどうかです。ハンバーガーは工夫次第で、儲かるメニューといえるでしょう。

5.麻婆丼

キッチンカーのなかでも、ちょっと変わり種なのが「麻婆丼」です。麻婆丼は誰もが知っている馴染みのあるメニューの一つになりますし、好きな人も多いのではないでしょうか。お店によって辛さや山椒が入っているなどさまざまな味わいを楽しめるのも特徴です。

提供スピードの速さもありますし、手作りスパイスを使ったキッチンカーで勝負する方法もあります。麻婆丼の辛さは癖になりますし、キッチンカーで提供しているメニューのなかでも辛さがあるものが珍しく、リピーターを作りやすいメニューとしても知られています。

他にも出店しているキッチンカーが多い地域では、あえて麻婆丼にすることでより多くの人に知ってもらうきっかけにもなります。

売れる物の決め方に迷ったときは絶対に失敗したくない人のための移動販売(キッチンカー)で売れる物の決め方でも紹介しています。

これはNG!キッチンカーで儲かりにくいメニューの特徴

キッチンカーを始めるうえで、どんなメニューでも儲かるわけではありません。実際に調理を提供したものの売上としては今一つで、他に方法がないのか迷っている人もいるのではbないでしょうか。キッチンカーに向いているメニューならではの特徴もあるからこそ、これから何を出店するべきか迷っている人は参考にしつつ決めてみるのをおすすめします。

1.作り置きができない

キッチンカーで儲けたいと思うのであれば、作り置きできるかどうかは重要です。目安として、注文を受けてから3分以内に提供できないものは儲かりにくいので避けた方がいいといわれているメニューです。

例えば、提供まで時間がかかってしまえばイベントやランチでも長蛇の列になってしまい、急いでいる人は諦めてしまう可能性も高くなります。ある程度作り置きができるメニューのほうが、回転率もよく売上にも繋がりやすいのでおすすめです。キッチンカーで儲かりにくいメニューは作り置きできず、その場で一から作る料理です。

2.馴染みがない

キッチンカーで出店するときに、ニッチなメニューを選んで他店との差別化に繋げたいという気持ちはわかります。ただ、あまりにも知名度が低いメニューになってしまうと、売れなくなってしまう可能性は高くなります。

利益を上げたいのであれば、定番メニューを選んだ方が、幅広い層のお客様に購入してもらえる可能性も高まります。馴染みがないメニューでも、知名度があったり話題のメニューでもない限り、儲かるメニューとはいえません。利益を追求したいのであれば、定番メニューを選んでおいたほうが安心です。

3.原価が35%以上になっている

キッチンカーのメニューは、食材と容器を含めて35%以内に抑えたいところです。お客様にとってもお得だなと思ってもらえるのは大切ですが、お店を経営し維持していくためにも利益を出し続けなくてはいけません。

提供する料理は原価が安く、いかに利益率を確保できるかを考えたときに、35%以上になっているものを選ぶようにしましょう。すべてのメニューだけでなくても、原価率が35%以上になっているメニューはあるかどうかを考え提供するようにしてください。ドリンクやサイドメニューなどの原価率の低いメニューもセットで販売できるかどうかです。

売上などの数字の目安を知りたい方は絶対に失敗したくない人のための移動販売(キッチンカー)で売れる物の決め方でも紹介しています。

まとめ

キッチンカーで儲かるメニューは、定番で誰もが知っているメニューであり味も失敗しにくいメニューです。また、イベントなのかランチなのか出店する場所による違いもありますし、実際に食べてみたいと思ってもらえるかどうかです。

キッチンカーを経営する以上、利益率も考えなくてはいけないため、儲かるかどうか、提供時間やスピードも意識したうえでどんなメニューにするのかを考えるようにしてください。

原価率の悪いメニューは、ドリンクやサイドメニューで客単価を高める工夫をすることも大切です。また、季節限定のメニューを出すなど、飽きずにリピートしてもらえるような工夫も忘れずに行いましょう。

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