先日、今年最後となる「第6回キッチンカー懇親会」を開催しました。
これまでの開催を通して多くのつながりが生まれてきた本イベント。
今回は9名の方にご参加いただき、そのうち6名がすでにキッチンカーを開業し、日々現場で奮闘しているオーナーという非常に実践的な会となりました。
経験者が語る“リアルな現場の声”
今回は「すでに行動している人」が多かったこともあり、冒頭から現場目線のリアルな話が次々と飛び出しました。
「イベント出店で安定して売上をつくるには?」
「リピート客を増やすコツは?」
「冬の閑散期をどう乗り越える?」
といった実践的なテーマを中心に、各オーナーが経験を共有。
それぞれが日々の試行錯誤や工夫をオープンに話し合い、互いに刺激を受け合う時間となりました。
コンサルを受講されている方も参加、より深い学びの場に
今回は弊社のキッチンカーコンサルティングを受けている方も複数名ご参加いただき、実際に現場で成果を出している方々の声が加わったことで、より実践的で濃い内容になりました。
「売上が上がったきっかけは何だったのか」
「メニューを変えるタイミング」
「仕込みの最適化」
「イベント選定の考え方」
など、普段はなかなか聞けない“具体的なノウハウ”が飛び交いました。
特に印象的だったのは、参加者同士が「この部分はうちでも試してみたい」「その仕入れルート教えて!」といった形で、自然に学び合う姿勢が見られたこと。
懇親会が“横の学びの場”として機能していることを改めて感じられました。
成功も失敗も共有できる場
会の中盤では、成功談だけでなく失敗談も共有されました。
「イベント出店の見込みを誤って赤字になった」「設備投資を焦って失敗した」など、
現場での生々しい体験こそ、これから始める人や事業を伸ばしたい人にとって貴重な学びになります。
こうした“成功も失敗も率直に話せる空気感”こそ、この懇親会の最大の価値だといえます。
弊社代表・池田からのメッセージ
終盤には弊社代表・池田より、参加者の皆さまへメッセージをお伝えしました。
「2026年以降、キッチンカー業界は確実に変化していきます。
これから生き残るためには、“派遣手配会社との関係性”や“継続的に出店機会を確保する戦略”が鍵になります。
今回のように現場で実践している方々同士がつながり、協力し合えることこそが、これからの時代の強みになるはずです。」
この言葉に多くの参加者が深くうなずき、
“個の挑戦から、仲間と共に成長する時代へ”というメッセージが心に残る締めくくりとなりました。
2025年の締めくくりにふさわしい会に
2時間にわたる懇親会は笑顔と学びに包まれ、大盛況のうちに終了しました。
終了後も名刺交換やSNSでのつながりが続き、会の余韻が冷めないまま今年を締めくくる形となりました。
2025年を振り返ると、これまでの懇親会を通じて確実にコミュニティが広がり、キッチンカー業界全体の発展に向けた新しい流れが生まれつつあります。
次回に向けて
次回の懇親会は2026年に開催予定です。
「これからキッチンカーを始めたい方」「さらに事業を拡大したい方」「仲間と情報交換をしたい方」——
どなたにとっても新しい気づきと出会いの場になるはずです。
今回ご参加いただいた皆さまの事業が今後さらに発展し、キッチンカーという舞台で輝き続けることを心より願っております。

